20代がピロリ菌について知っておきたい3つのこと
いちまろ夫婦・夫のいちまろです!
ピロリ菌やばいっすね。
を読んだんですけど、ピロリ菌まじでやばい。
読んだ詳しい感想は、こちらにも書いてます。
http://monthly-travel.com/%e3%83%94%e3%83%ad%e3%83%aa%e8%8f%8c%e3%82%84%e3%81%b0%e3%81%84/
この記事にたどり着いた皆さんは、おそらく同じように「ピロリ菌」に関して少なからず興味があると思うんです。
なので、この記事では、堀江貴文さんの「ピロリ菌やばい」で学んだことをアウトプットしていきます。
ちなみに、「20代で」と書いてますが、20代に限らずピロリ菌に関して知っておきたいことを書いていきますね。
僕ら夫婦が20代なんで、あえてタイトルにしていますが。
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20代で知るピロリ菌情報①「胃がんの99%はピロリ菌が原因」
胃がんの99%は、ピロリ菌が原因です。
…99%ですよ。
ほぼ「ピロリ菌=胃がん」じゃないですか。
言い換えると、一人でも多くの人がピロリ菌検査をして、菌がいる際には除去すれば、胃がんのリスクを徹底的に減らせるのです。
原因がわかっているんだから、予防するに絶対越したことはないんですよ。
日本は「胃がん大国」っていうけど、日本ってそんなに胃がんが多いの?
欧米諸国の約5倍っていわれているんだって。
日本では毎年約5万人の人が、胃がんで亡くなっているそうです。
言い換えれば、予防しておけば、ピロリ菌を除去しておけば、胃がんが原因で死ぬことがなかったかもしれない。
だとしたらやはり、20代のうちから検査しておくのに越したことはないですよね。
・除菌すれば胃がんのリスクを徹底的に下げられる
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20代で知るピロリ菌情報②「日本のピロリ菌は毒性が強い」
実は、ピロリ菌には欧米型と、東アジア型の2種類があります。
このうち、東アジアのピロリ菌は、欧米のピロリ菌よりもはるかに強力で、胃がんのリスクが高いといわれています。
これが、日本で胃がんが多い原因の一つでもあるんですね。
具体的にいうと、欧米のピロリ菌感染者は、十二指腸潰瘍になる人が多く、潰瘍ができてからでも除去すれば遅くないそう。
しかし、がんになってからではやはり遅いです。
僕は大学時代、生物学を専攻していたのですが、ピロリ菌の構造が、欧米と東アジアでは違うんです。
ピロリ菌が胃の細胞に注入する際にCagAというタンパク質を注入するのですが、それが酵素「SHP2」と結びつくんです。
欧米のは1本で結合するんですが、東アジアのピロリ菌は、2個で結合するんです。
いきなり専門的で難しい・・・
要は、日本のピロリ菌は悪玉菌ということ!
たったこれだけで、欧米の約1000倍も強力になり、SHP2が活性化されて、がん化が促進されるそうです。
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20代で知るピロリ菌情報③「除去した際のデメリットは?」
ピロリ菌除去のデメリットってなに?
ピロリ菌を除去する際に
- 自覚症状がないのにやりすぎなのでは?
- 除菌すると逆流性食道炎が発症すると聞いた
- 食道がん発生のリスクがある
という、声があがるそうです。
しかし、ピロリ菌に感染しているかどうかは、自覚症状がありません。
自覚症状が出た際には、軽くても胃炎に、重い場合は胃がんになっている。
だからまずは「感染」しているか、否か調べることが大切なんですね。
感染してなかったら、それはそれで安心ですしね。
ちなみに、食道がんのリスクも、逆流性食道炎のリスクも、ピロリ菌除去との相関は有意になるほどではないといわれています。
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ピロリ菌まとめ「20代で一度は検査したほうがいい」
ピロリ菌について知れば知るほど、怖さが分かるし、予防できるものはしておいた方がいいな、と感じます。
もっとピロリ菌について学びたい方は、ぜひ読んでみてください。
Kindle Unlimitedだと無料で読めます。
日本でのがんが「生活習慣病」由来から「感染症」由来である、と定説が覆されたのが、1996年。
しかし、それから20数年たっても、日本人の胃がん検診率は、約10%とあがっていないそう。
(子宮がん検診は約25%、乳がんは約20%)
予防すれば防げる。
もっと日本でピロリ検査が広まるといいな、と思います。
病院か…予防は大事と分かっていても腰が重いなぁ…
今は、検査キットでもできるらしいよ!!
当初、ピロリ菌やばいを読んだときに、僕たち夫婦も2019年ピロリ菌検査に行こう!
と思ったのですが、なんと「ピロリ菌検査キット」なるものがあって、家で検査できるとのこと。
なんと、大腸がんも検査できるみたいですね!
というかAmazonで買えるのか、と、ツッコミを入れつつ、レビューもいいので、さっそく、ぽちりましたww
検診の結果は後日、また記事にしたいと思います。
いちまろ
参考:ピロリ菌やばい(監修:鈴木英雄先生(筑波大付属病院 つくば予防医学センター副部長)、他2名)