社会人3年目限定|読んでおきたい本・お勧め7選!サラッと読了可能を厳選!
読書好きブロガーの、いちまろ夫婦です。
- 社会人3年目にお勧めの本ってある??
- 社会人3年目の人ってどんなジャンルの本を読んでおくべき?
- メジャーな本から、マイナーな本まで知りたい!
この記事では、上記の質問に回答しつつ、
社会人3年目の方がぜひこのタイミングで読んでおいてほしい、お勧めの本をガッツリ7選紹介していきます。
社会人3年目お勧め本①その悩み、哲学者がすでに答えを出しています
これね、良著。
「哲学」って聞くと、どうしても難しいイメージ、堅苦しイメージがありますよね。
それをとっぱらいながら、かつ哲学的な考え方で、私たちの悩みにアプローチしてくれる本です。
「将来が不安」「お金がほしい」「死ぬのが怖い」
これらの現代人の悩みははるか昔から私たちを苦しめていた人類共通の悩みです。であるならば、哲学者たちはこれらの悩みに答えを出しているはずです。
平易な言葉で哲学を学べて、あなたの悩みが解決する1冊です。「将来、食べていけるか不安」⇒アリストテレスが答えを出しています。
「忙しい。時間がない」⇒アンリ・ベルクソンが答えを出しています。
「お金持ちになりたい」⇒マックス・ウェーバーが答えを出しています。
(引用:Amazon)
結局、人の悩みは、置かれた状況によるので千差万別。
しかし、抽象化してあげれば、一つの部分に帰着するのも、また本質。
それに対して、最強の哲学者たちが、色々考え、その悩みに対してアプローチをしてきた。
自分の中では10年に一度くらいの大当たりの一冊。
1、生きる為にためになる・役立つ、
2、面白い、
3、哲学初心者にも非常にわかりやすい今まで20年以上ビジネスウーマンとしての過程でそれなりに、ビジネス書や自己啓発本を読んできましたが、哲学系の本は読んでいませんでした。今回初めて、「哲学」と名のつく本を読みました。
仕事、お金、人間関係、病や死、誰もがぶつかる身近な、また、時代を問わず共通の悩み。小手先のビジネススキルや、やる気の出る方法などを学ぶより、まず最初に自分なりの答えを持っておいた方がいい問題。
忙しい毎日の中で考えることを避けているけども、折に触れて心に湧き上がる不安。過去を生きた、人生を考えるプロたちが、悩み抜いて、時にその全人生をかけて苦悶し考え、出した一定の「答え」がこの本にあります。
個人的には第1章の「将来食べていけるか不安」だけでも読む価値ありだと思っています。
(勿論、他の章も、素晴らしいことは言うまでもありませんが)
わたしは今の自分にはない、どこかにある職業的な幸せをずっと求めて、今やっている事に意味を見出せない状況でしたが、「今この瞬間に没頭する」ことをこの章を読んでアリストテレスに説得されました。どの章も、分かりやすく面白く、スラスラ読めます。それでいて人生の根幹部分に力強くリーチしてきます。読んでいて、筆者もおそらく、平易ではない人生と格闘してきた方なのだろうと推測しました。押し付けではない提案の仕方に、筆者の強くて優しい自信が垣間見れます。
軽く読めるようになっていますが、各章の終わりにさらに詳しい解説があります。そして、もっとさらに詳しく知りたい人は、出典から各哲学者の原典にあたる事もできます。
あまりに感銘を受けたので、今、二巡目読んでます。この本のお陰で、日々、「心を整える」ことが、少し楽にできるようになりました。また、あれこれと不安に思考が邪魔されることも少なくなりました。常にそばに置いておきたい一冊です。
(引用:Amazonレビュー)
もちろん、全部の回答が、自分の中でしっくりくるはずがありません。
しかし、社会人3年目になった今、「なるほど、こう考えたらいいのか」と、新たな視点を得るのには、非常に良本なのです。
・その悩み、哲学者がすでに答えを出しています Amazonレビュー
「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」は、Audibleにも対応。
簡単な文章で書かれている本なので、耳からも聞きやすく、お勧めです。
社会人3年目お勧め本②幸せになる勇気
「嫌われる勇気」を、ご存じの方、もしくは読んだことがある人は多いと思います。
しかし、今回あえて社会人3年目の方にお勧めするのが、続編の「幸せになる勇気」。
前作『嫌われる勇気』でアドラーの教えを知り、新たな生き方を決意した青年。その彼が3年ぶりに哲人のもとを訪れる。
アドラーの教えを実践すべく図書館司書を辞めて教師となった彼が語る衝撃の告白。それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。アドラー心理学など、教育現場でも現実社会でも通用しない机上の空論だとする彼に、「あなたはアドラーを誤解している」と哲人は語る。
哲人と青年の対話は、教育論に始まり、仕事論、組織論、社会論、人生論へと及び、最後には「真の自立」と「愛」というテーマが浮かび上がる。
そして、最後に哲人が説くのは、誰もが幸せに生きるために為すべき「人生最大の選択」についてだった。 果たしてその選択とは? あなたの人生を一変させる劇薬の哲学問答、再び!
(引用:Amazon)
さらに、幸せになる勇気は、いわばアドラー心理学の「実践編」。
実践編とはいえ、簡単に答えは書いていません。
自分の中でこれを読み、PDCAを回しながら、どんどん腑に落とさせていく感覚が大切。
本をこういった使い方・読み方ができると、社会人3年目としては非常に大きいですね。
これが、この幸せになる勇気をお勧めする理由です。
まぁ後は、相変わらずの青年のキレっぷりが面白いです(笑)
でも、この青年が私たちの気持ちを代弁してくれてるんですよね。
前作「嫌われる勇気」で語られていたアドラー心理学を実践的に行うにはどうすればいいかわからない人にうってつけである。
また、試してみたけどうまくいかないと思う人にも読んでほしい。この本では、愛されようとするのではなく愛しようとすべき、尊敬されようとするのではなく尊敬しようとすべきと語っている。
自分の意思、判断で能動的に行動し、幸せの価値を自ら見出していくことが大切だと自分は解釈した。
この感想は一個人のもであり、自分としても全てを言い表せたとは思えていない。是非この本を手にして、自分なりの意味を見つけ出し今後の生き方に取り入れていってほしい
(引用:Amazonレビュー)
逆にいうと、アドラー心理学を知ると、これまでの考え方との決別は必要になる。
そのくらいの意思をもって読むと、自分の中でも深化がおきるでしょう。
なお、レビューでは、嫌われる勇気を読んでからの方がいい、ともありますが、個人的には、幸せになる勇気からでも問題ないとは思います。
先生と生徒の対話形式の本なので、Audibleで学ぶとかなり入りやすいと思います。効果的でしょう。
社会人3年目お勧め本③LIFE SHIFT
ライフシフトは、超絶ベストセラーなので、知っている方もかなり多いでしょう。
人生100年時代。
そう世間でも言われるようになったのは、このライフシフトの影響もかなりあるのではないでしょうか。
誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。
働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。
目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。
みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という
3つのステージを生きた時代は終わった。では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。
その一つの答えが本書にある。100歳時代の戦略的人生設計書。
(引用:Amazon)
この本の要点としては
- 無形資産(友人・家族)
- 変形資産(知識・スキル)
- 有形資産(金銭)
この3つの資産を築いていこうぜ。
といった内容です、簡単に言うと。
社会人3年目から、この観点をもって働いているかどうか。
ただ漫然に、ルーティンを行っているだけになってないか?
稼いだお金を、有意義に貯めていけてるか?
長生きしていくために、自分の戦略をしっかり持っているか??
今現実に起こっている女性の進出、ダブルワーク、高齢化など日本だけかと思っていたけれども先進国で共通してるのか驚いた。
仕事中心ではなく家族、人脈、スキル向上など様々な観点で書かれていて大変参考になった。
この本を見てもう少し仕事の幅を広げる方がいいと感じ早速行動してみたので、背中を押して欲しい人は是非読んだ方がいいと思う。
世代は大学生、社会人、もうすぐ退任する人など幅広く読んで参考になるはず。
(引用:Amazonレビュー)
社会人3年目の脂ののった時期だからこそ、将来設計の意味も含め、このベストセラーを読んでおくのはかなりお勧めですね。
オーディブルでも、ライフシフトを聞くことができます。
社会人3年目お勧め本④デール・カーネギーの人を動かす方法
社会人3年目にもなると、マネジメントを任される人も増えてくるでしょう。
そんな方に、マネジメントを学ぶ最適な1冊。
やっぱりカーネギー。
「工学のような技術指向の強い分野においてさえ、経済的成功において技術的な知識が寄与するのは15パーセントにすぎず、残りの85パーセントが人間関係におけるスキル――人格や人をリードする能力による」これは、カーネギー工科大学が行った研究に因って裏付けられたものである。
だとすると、仕事や人間関係における対人関係の円滑なコミュニケーションを図るためのスキルこそが、ただ効率的なだけではなく、あなたの人生をより豊かなものにするピースになりうるものだということがこの一例からもわかる。
では一体どのような「技術」が、より良く豊かな人間関係を構築するレシピとなりえるのかを紐解いてみよう。
(引用:Amazon)
特にAudible版で聞く人が多く、何度もすり減るように繰り返し聞くことで、自分の中に浸透させていくわけですね。
結局、人は感情の動物。
自己重要感を、しっかり相手に与えてあげるように、マネジメントをしていくのが、全ての鍵でしょう。
現代にも通じる内容ばかり。
人と関わる仕事をしている方は必聴だと思います。
移動時間を使って聴けるので、助かります。(引用:Amazonレビュー)
内容としては、以下の項目を学べます。
- Part 1 人を動かす基本原則
- Part 2 人に好かれる6つの原則
- Part 3 人を説得する12の原則
- Part 4 人を変える9つの原則
- Part 5 奇跡的な結果をもたらした手紙
- Part 6 幸せな家庭を築く7つの原則
私は、「人を変えることはできない」と思っています。
しかし、「変わるきっかけは与えられる」。
間違いなく良著です。
ちなみにこの、「デール・カーネギーの人を動かす方法」は、Kindleか、Audibleのみの、特別版となっています。
社会人3年目お勧め本⑤世界のエリートがやっている最高の休息法
・世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる
社会人3年目になると、疲れもぐっと貯まりやすくなってきます。
なぜなら、責任ある仕事を、どんどん任されるからですね。。。
そんな方に、ぜひ一読してほしいのが、この「最高の休息法」
◎何もしなくても「脳」はどんどん疲れていく…
脳の消費エネルギーの60~80%は、
デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)に使われています。DMNとは、脳が意識的な活動をしていない
アイドリング状態でも動き続ける脳回路です。この回路が働き続ける限り、ぼーっとしていても、
脳はどんどん疲れていくわけです。(引用:Amazon)
シリーズ26万部突破のベストセラーを誇るこの本。
著者はイエール大で精神医療の最前線を学んできた方。
つまり‥‥
脳科学的に実証された休息法。
これを知ることができるのです。
瞑想?マインドフルネス??スピリチュアルの世界でしょ??
と思っている方にこそ、見てほしい本ですね(笑)
とにかく、
タイトルでの期待は薄かったが、内容はかなり満足できた。読みやすいし、わかりやすいし、ストーリー仕立てになっているのでイメージもしやすい。
ストーリーが苦手、嫌いな人にはオススメ出来ないが、そうじゃなければ問題なく簡単に読破出来る。
なるほど納得。と思う箇所が個人的にはいくつもあって大満足の一冊でした。
(引用:Amazonレビュー)
やはり、仕事もプライベートも充実させるためには、効果的に「脳を切り替える」ことが重要なわけです。
・世界のエリートがやっている 最高の休息法 Amazonレビュー
ビジネスマンにリーチした内容なので、こちらもAudible対応となっています。
社会人3年目お勧め本⑥留学しないで英語の頭をつくる方法
そんな風に感じている社会人3年目の人って、結構多いと思います。
でも、働きながらガッツリ英語をする時間を取るのにも苦戦している。
そんな方に、ぜひ読んでほしい本が、「留学しないで「英語の頭」をつくる方法」です。
なぜ私の子どもたちは、ネイティブと対等に英語で話せるのか?
学校英語で刷り込まれる「翻訳英語」の呪縛から解き放たれない限り、米国に留学しようと永遠に英語は習得できない。「英語の頭をつくる」指導のプロフェッショナルが教える、「英語を訳さず理解する方法」のすべて!
(引用:Amazon)
結局、言語を習得するのは…
圧倒的量しかない。
そんなことを現実的に(残酷的に、(笑))教えてくれる本。
そして、それでもガチで日本にいながら英語を習得したい方に特化しています。
なので、個人的には
- 「聞くだけで習得~」
- 「10日間で完全マスタ~」
- 「楽々に英語を話せるようになる~」
みたいな、ハードルを下げる本は、ダメだと思ってます。
ガチでやらなきゃ。
英語を英語で学ぶという趣旨の貴重な英語学習本
著者ご自身の体験や生徒を指導したうえで構築した体感的なメソッドはとても参考になりました。
特に私が面白いと思ったのは人間の脳の記憶やストックを本棚に例えるというところです。文法や単語の暗記本などがネットで売れたり書店で平積みされたりする昨今ですが、このような視点で言語学習を推奨する国内教育者はもっと評価されるべき
(引用:Amazonレビュー)
正直、この本が中高の教科書や、推薦図書にあがってたら、まじで日本人の英語力、飛躍的に向上するんじゃないかと。
・留学しないで「英語の頭」をつくる方法 Amazonレビュー
Audibleでも対象です。
Kindle Unlimitedも対象です。
こちらも無料体験がありますね。
社会人3年目お勧め本⑦予想通りに不合理
・予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
最後に紹介するのは、行動経済学の、超有名本。
営業や販売をしている方は勿論ですが、ビジネスマンとして一読をしておきたい1冊。
行動経済学ブームに火をつけたベストセラー!
「現金は盗まないが鉛筆なら平気で失敬する」「頼まれごとならがんばるが安い報酬ではやる気が失せる」「同じプラセボ薬でも高額なほうが効く」――。人間は、どこまでも滑稽で「不合理」。でも、そんな人間の行動を「予想」することができれば、長続きしなかったダイエットに成功するかもしれないし、次なる大ヒット商品を生み出せるかもしれない!
(引用:Amazon)
人は、考えて行動・決定していると思うけど、実はそうではない。
それを、数々の実験ベースで教えてくれる本。
行動経済学の本と聞いて「大学でやるような難しい知識がたくさん書いてあるのかな」と思い読み始めたが、書いてあった内容は
・性的興奮状態だと正常な判断ができない
・たくさん選択肢があると逆に何もできなくなる
・現金が絡まない悪行為(クーポン券をふせいにいただく)などは普通の人もやりがちなどなど、自分たちの日常に関わってくる知っていたようで知らずにいた「予想通り不合理」な行動を暴き出すというもの。
そしてその書き方も決して堅苦しい文章ではなく、著者の「予想通り不合理な行動」の証明実験をストーリー仕立てのような感じで追える。そしてたまに出る著者からのジョークも外国っぽくて面白いw
手軽に行動経済学をかじってみたい人におすすめです
(引用:Amazonレビュー)
Amazonの「経済学説カテゴリー」でも、よく1位を取得している本。
Audibleでは、13時間の超大作です。
電車や車の中で学ぶのに最適ですね。
【まとめ】社会人3年目にお勧めの本
今回紹介した7つの本は、社会人3年目の方が読むには、非常に適した良書だと感じます。
後は
- 自分が一番興味のあるジャンル
- レビュー点数や件数などの評価
- 直感的に読みたい!と感じたもの
このあたりを加味しながら、自分の好きな本からぜひ読んでみてくれたら嬉しいです。
もしくは、Audible売れ筋ランキングから、人気の本を漁るのもお勧めです。
というのも、Audibleはほとんどが社会人ユーザーが多いからですね。
ぜひ、読書をして自分をアップデートし、社会人4年目に向け、成長していきましょう!
いちまろ夫婦