いちまろ

独身最後の夜。と朝

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結婚式の前日は、大学時代の親友たちと一緒に飲んだ。
SEIRENのみんなだ。

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テキーラ注文しながらカラオケ含めおそらく計4件くらい梯子。
こんな飲み会は大学時代でもしなかっただろう、健全なサークルだ。

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財布を取られ、ただただ楽しい時間を過ごし最後は一人タクシーにIn。
そんな夜だった。

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自分は大阪にいるため、なかなか過去の友人たちと会う機会がない。

 

それはそれでいい気もしている。
仕事に集中できるし、過去の自分に戻らないというか、過去の自分に依存しないというか、まぁ今を生きれるようになるから。

 

しかし、やっぱりこういう集まりは楽しい。
久々に屈託なく、気を遣わず、ただ喋り、ただ笑い、ただいじり、ただ吐き、ただ笑った気がする。
仕事してから周りにどれだけ気を使って生きてきたが分かった。
そんなことを思わされるほど楽しい夜だった。

 

やはり友人は大切だ。

 

そして朝を迎える。
雨男なしからぬ快晴。
一番のプレゼントだ。

 

朝起きて、なんだろうこの気分は。

高校の体育祭の当日みたいな感じだろうか。
舞台の時もこんなにふわっとはしていなかった。

 

そのくらい不思議な感覚だ。
この朝の時間をすごく大切にしたい。
もう少しこの時間を長く保ちたい。

 

あぁ、がんばって酒残る体に鞭打って早起きすればよかったかなぁ・・と物理的後悔をするくらいだ。そういう次元の話ではないのに。

 

きっとあっという間に時間が過ぎていくのだろう。

 

結婚式ってのは初めてだ。
催すのも勿論初めてだし、参列もしたことない。

 

ただ思うのは
今日は、主役、だということ。

 

僕は主役が苦手だ。

 

というと語弊があるが

舞台やってたくらいだから前に立つのは好きなのだが、
なんだろう
1日、自分らのために他の人が時間を割く
自分らの祝い事に集まってもらう

 

やはり今日1日はどうしても主役なのだ

しかも舞台なら作品を見に来るが、この舞台はまぎれもない自分なのだ。
凄い不思議な感覚に包まれる。

 

僕はどうしても周りが楽しんでるかな、とかそういう方向に気を使ってしまう。
だから自分らの身内ごとみてて楽しいのかな、申し訳ないな、
なんてことも思ってしまったりしなかったりするくらいなのだ

 

なんか不思議な気分なのだ。

 

でもだから幸せなことなのだと思う

なんかもっと書こうとしたけど
ここでなんか集中力切れたからおしまい。

 

いいこと書いてしめようとしたけどうかばんからおしまい。

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そうだね。
楽しもうね。