ES「短所の書き方」が劇的に変わる3つの法則!【簡単×参考例あり】
2017年入社の、いちまろ夫婦・夫いちまろです。
「いちまろ就活塾」というコンテンツで、自身の就活体験を記事にしています。
簡単な経歴としては、第一志望群だったテーマパーク企業に5月に内定を頂き、現在は店舗マネジメントを行いつつ、アルバイトの採用業務を含む人事関連の業務もやらせてもらってます。
(自分の就活経験に関しては、別記事で語っていますのでここでは割愛)
- ESで短所の書き方ってどうしたらいいんだろう?
- 短所を効く裏の意図って何?
- 短所がありすぎてどれを書いたらいいかわからない・・・
この記事では、上記の「EEでの短所の書き方」にフォーカスした質問の回答をしつつ、誰でも簡単に短所の書き方が分かる3つの法則をお伝えしていきます。
[ad]
①短所を「ネガティブ」に伝える【短所+短所補足】
短所は、ネガティブに伝えましょう。
え、ただでさえネガティブな短所なのに、それをさらにネガティブに伝えるの?
「短所を書きなさい」というテーマを、一つの物語とすると、まず最初に短所を書きます。
起承転結でいうと、「起」の部分で短所をネガティブに極力伝えるのです。
こうすることで、最後の「結」の部分での持ち上がり方が一気に上がります。
その際「短所+短所補足」という形式にすると、よりネガティブさが伝わるので意識してみましょう。
ES短所の書き方 例1
私は、「人に協力をお願いする」のが苦手です。
全部一人でやってしまい、キャパオーバーになり、かえって周りの人に迷惑をかけたり、「私たちのこと、信頼していないの?」と言われてしまったこともあります。
1文目で、短所(≒苦手なこと)を端的に伝え、2文目で友人の言葉を引用しつつ、より自分の短所を「光らせている」感覚です。
ES短所の書き方 例2
私は、人前でリーダーシップを発揮することが苦手です。
これまで学校行事でも目立ったリーダーや、誰かの先頭に立って周りを引っ張ったこともありません。
これも「短所+短所補足」の形になっています。
「リーダーシップが発揮できない」と短所を書くのは、かなり勇気がいると思います。
ネガティブに書けば書くほど、最初は「え??」と、採点する側も思います。
しかし、それくらい自分のカラーを出したほうがいいし、最後の文章に向けしっかり伏線を張ったほうがいいのです。
[ad]
②「インパクト」ある短所改善策を伝える
①でしっかりネガティブに伝えたことを、今度はプラスに持っていく作業をしていきます。
これが②の「『インパクト』ある短所改善策を伝える」ということです。
自分がその短所にどう向き合って、改善したのかをリアルに書いていこう!
ESで短所を聞く意図は
- 自分の短所(と長所)をしっかり把握できているか
- それはESを通してみた際に、もしくは面接時に見た際に、人物的に筋が通っているか
- 短所に対して、改善を促すための努力をしてきたか
という部分が知りたいからです。
ビジネスの現場でも、必ず課題・問題が起きるわけです。
その課題・問題に対して、しっかり「向き合い」、「解決のための行動」ができるか。
そこを見られているわけですね。
なので、自分の短所に対して「しっかり向き合い、改善に向けて努力した」ことを、強く書いていきましょう。
ES短所の書き方 例3
私は、「人に協力をお願いする」のが苦手です。
全部一人でやってしまい、キャパオーバーになり、かえって周りの人に迷惑をかけたり、「私たちのこと、信頼していないの?」と言われてしまったこともあります。
その言葉にはっとした私は、それ以降「周りの人の強みを生かして仕事を振る」ということを意識して行動するよう心掛けました。自分が苦手な部分は、潔く周りのメンバーに頼ることにしたのです。
改善策がしっかり書かれていますがそれだけではありません。
改善策自体が、強みになっているのです。
具体的にいうと、「仕事を振る」では、インパクトがないんです。
普通です。
ここに「周りの人の強みを生かして」という枕詞がつくだけで、印象がぐっと変わるんですね。
採用担当者に
この子は、周りの人の特徴をしっかり見ながら動ける子なんだな。
と思わせることができるわけですね。
[ad]
ES短所の書き方 例4
私は、人前でリーダーシップを発揮することが苦手です。
これまで学校行事でも目立ったリーダーや、誰かの先頭に立って周りを引っ張ったこともありません。
なので私は「調整役のリーダーシップ」を磨くことを意識しました。先頭に立つリーダーが周りを率いて物事を進めてくうえで、必要になる環境・準備を先読みして整えていくことを徹底しました。
「縁の下の力持ち」と言ってしまうと、ありきたり感が否めません。
なので、ここでは「調整役のリーダーシップ」という新たな言葉でインパクトを演出しています。
誰もが明るいリーダーである必要はありません。
それは社会人なら誰でもわかるわけです。
そこで、あなたがあなたらしいリーダーシップの発揮をしていることをしっかりと伝えます。
③「短所」から派生する「長所」で〆る
最後は、長所で〆ましょう。
- 短所があるから、このような長所があります
- この長所を社会に出ても発揮していきます
この2点を色濃く伝えればそれでOKです。
ES短所の書き方 例5
私は、「人に協力をお願いする」のが苦手です。
全部一人でやってしまい、キャパオーバーになり、かえって周りの人に迷惑をかけたり、「私たちのこと、信頼していないの?」と言われてしまったこともあります。
その言葉にはっとした私は、それ以降「周りの人の強みを生かして仕事を振る」ということを意識して行動するよう心掛けました。自分が苦手な部分は、潔く周りのメンバーに頼ることにしたのです。
そうすることで、人の長所短所を見てリーダーシップを発揮することを覚え、人に頼ることを学びました。今後も貪欲にあらゆることに挑戦する姿勢は忘れず、チームメンバーを頼りながら、成果を創出していきたいです。
「人に協力をお願いするのが苦手」は、言い換えると「何でも自分でやってしまう」
この「何でも自分でやってしまう」を、「貪欲にあらゆることに挑戦する」と言い換え、長所アピール。
さらに「周りも頼る」という短所克服も伝える。
そんな文章で〆ています。
[ad]
ES短所の書き方 例6
私は、人前でリーダーシップを発揮することが苦手です。
これまで学校行事でも目立ったリーダーや、誰かの先頭に立って周りを引っ張ったこともありません。
なので私は「調整役のリーダーシップ」を磨くことを意識しました。先頭に立つリーダーが周りを率いて物事を進めてくうえで、必要になる環境・準備を先読みして整えていくことを徹底しました。
その結果、「○○に仕事を頼むと、スムーズに進む!それがある意味チームを動かしているよね!」といってもらえるようになりました。私はこのリーダーシップを武器に、あらゆるリーダーを支えるリーダーになり、社会に価値を与えるプロダクトを作っていきたいです。
最初で「リーダーシップを発揮することが苦手」と言いながら、「リーダーシップを武器にする」と言っている、一見矛盾した文章です。
しかし、
なるほど、この子は前に出るタイプではないけど、しっかり周りをサポートできる子なんだな!
ということが伝わりますよね。
ES「短所の書き方」が劇的に変わる3つの法則!まとめ
- 短所をネガティブに
- 改善策をインパクトに
- 長所で〆る
これさえ、抑えればESでの「短所の書き方」は簡単です。
これも1回考えながら書いてしまえば、あとは「テンプレ化」することで、一気に効率化できます。
https://ichimaro.com/ES_tenpure_3
上の記事でも紹介していますが、[affi id=1]というサイトでは、無料で先輩の通過ESを約1000社分見れるのでお勧めです。
先人の知恵がつまったESを数多く参考にすることで、自身のESの質も上がり、何より楽にESを書くことができます。
今回紹介した3つの法則を、実践的に見るうえでも、しっかりと参考にしておくといいでしょう。
いちまろ
次の記事
https://ichimaro.com/ES_pakuri_OK