先輩のESパクリは問題なし◎採用担当が語る3つの理由【賢く就活したい人向け】
17年新卒入社の、いちまろ夫婦・夫いちまろです。
「いちまろ就活塾」というコンテンツで、自身の就活体験を記事にしています。
簡単な経歴としては、第一志望群だった大手テーマパーク企業に5月に内定を頂き、現在は店舗マネジメントを行いつつ、アルバイトの採用業務を含む人事関連の業務もやらせてもらってます。
(自分の就活経験に関しては、別記事で語っていますのでここでは割愛)
- ESのパクリっていいの?
- ESのパクリはばれる!って書いてあるサイトもあるよ?
- ESパクる際の注意点ってある?
この記事では、上の内容に回答しつつ、ESはパクってもOK、という3つの理由を語っていきます。
①「ESをパクる」ではなく「マネぶ」姿勢が大切だから
パクる、というと聞こえが悪いですが、ようは「真似する」ということです。
事業家の豊田圭一さんは
部内や社内に手本になる上司や先輩がいれば、彼らと積極的に話をしたり、仕事の仕方を真似て見たりすることをお勧めします。
真似をすることで仕事の基本を学び、そのうえで自分のカラーを出していくようにすればいいのです。
と語ります。
また、ビジネスの格言に「守破離」という言葉がありますよね。
文字通りですが、まず初めに来るのは「守」なのです。
先人の方を学び、どんどん自分の色を出していく。
これが大切なのです。
だから、ESにまだ慣れていないことは、むしろ圧倒的に真似る、つまりパクる方が圧倒的に、上達に繋がるのですね。
これを、いきなり自己流でやるから、うまく書けなくて、苦しんで、そしてES落ちするのです(かつての自分😓)
②採用担当が先輩ESのパクリが分かるわけないから
他のサイトを見ると
- 面接官はESのパクリが分かる
- 採用担当は面接・ES本をよんでいる
といった、話が書かれています。
これは、半分本当で、半分嘘です。
ぶっちゃけいうと面接官にも色んな人がいます。
- 人事部が出てくる場合
- 他部署の課長クラスが出てくる場合
- 若手社員がメンターなどになっている場合
だいたいこんな感じでしょう。
ここで言えるのは、②他部署の課長クラス、③若手社員の場合は、まずESの本など読んでいません。
イメージ的には、これまで過去に読んできたESなり面接なりが蓄積されている状態ですね。
というのも、「忙しいビジネスマンが就活本や、これまでのESを再度読む時間などない」からです。
人事部以外の採用担当者たちは、人事から採用期間前に依頼がかかって、面接に出向くわけです。
だからESや面接のプロではありません。
なので、ぶっちゃけ印象勝負です。
パクったか、パクってないなんか分かるはずがありません。
では、人事部がESを判別している場合はどうか。
これも変な話ですが、目が肥えている分、「ありきたりなES」・「何が言っているかわからないES」だと落ちます。
これだけの話です。
むしろパクリがだめ、というのではなく、「いいES・良質なESをパクれ・真似しろ」というのは非常に賢い戦法です。
僕も先輩のESはかなり真似させてもらいましたし、いい文章はそのままパクりました。
勿論、「全文丸パクリ、しかも提出企業も同じ」というのは、ばれるリスクもありますし、論外なのでやめましょう。
③複数の先輩ESを見てパクれば、結局自分のESになるから
ESをまねる場合は、複数のESから学ぶといいです。
なぜなら、人は楽したがる生き物なので、一人のESだけだと、そのまま丸パクリしたくなる誘惑が発生するから。
何度も言いますが、全文丸パクリはダメです。
構成・言葉のフレーズ感、説得力の持たせ方…など随所随所をパクりつつ、最終的には「自分の言葉」で書かないといけません。
そこで推奨するのが「複数のES」からパクる、ということです。
ESを複数みて、それぞれのESを見ていい部分は学ぶ、パクる。
そうして、いい部分を抽出して、さらに自分の体験で置き換えれば、それは「あなたのES」になっています。
しかも、複数見るといい理由として、「あなた自身の目が肥える」という部分も見逃せません。
要は、複数のESを見ていくうちに
みたいなかたちで、自分が採用担当になったくらいまで、目が肥えてきます。
すると、客観的に自分のESを判断することができます。
こうなると、絶対に受かるES(落ちるESが分かる)を書くことができ、無双状態になります。
イメージ的には、自分のESに100%納得した上で、ES提出ができる感じですね。
このように、複数のESをパクることは、立派な就活対策になりうるのです。
複数の先輩ESを手に入れるのが困難な場合は?
親しい先輩のESを見せてもらうのもいいですが、中々はばかられるでしょう。
(実際僕もそうでした)
そんな方は、就活ノートのような無料サイトを効果的に利用するのがお勧め。
約1000社の先輩通過ESが見れるので、もはやデータベースみたいな感じになっています。
詳しくはこちらの記事を参考ください。
就活ノートを使っている人と、使っていない人では、ESのクオリティに圧倒的に差が出てきます。
ちゃんと、通貨ESを研究すれば、面接に比べ、ESの突破率は圧倒的に簡単で、100%も狙えます。
ということで、落ちないESを書きたい、余計な苦労をしたくない方は、ESを徹底的にパクリ、自分のESにしていきましょう。
あと、本気の方は、無料のスカウトサイトには登録しておくといいでしょう。(有名どころでいうと、OfferBox、キミスカなど)
早期に内定をもらうと、気持ち的にだいぶ楽になる&その内定をアピールして、志望校に向けて優位に就活を進められます。
情弱にならず、しっかりと賢く就活をサクッと終わらせましょう。
いちまろ