就活のための自己分析法を語るよ
自己分析シリーズ第2弾です。
第1段階は、Start With Why。自分が何をしたいかではなく、なぜしたいか。根本をたどることが大切だ。ということを書きました!
そこで、そのWHYを達成させるために「就活」という方法を選んだあなたがここにいます。
そして就活においてまず第一に知っておくべきは「企業のインサイト」でしたね。
① あなたが仕事で成果を発揮してくれるか。
② あなたが会社の人と協力してやっていけるか。
の2点だと詳しく書きました。
そして企業がこの2つを「マナー+面接&ES」で測るのであり、志望動機と自己PRが一番肝なわけです。
今回は、ある意味「就活」に特化した具体的な自己分析方法を書いていきますね。
自己分析のゴール
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自己分析のゴールはずばり簡単です。
①自分の理念
②自分の強み
この2点を明確な言葉で文章化することです。
しかしいざやってみると非常に難しいと感じる人がいると思います。自己分析のゴールが見えない人も中にはいるでしょう。
僕もその一人でした。
自己分析用の本も買いましたが、なんか思い出を振り返っているだけな気がして、ふわふわとしてしまって。
自分に確固とした価値基準がなかったから就活にも苦戦しました。
「明確な言葉で文章化」できてなかったからこそ苦しんだのです。
思ってでも言葉にできなかったら、それは思ってないことと同等なんです。頭の中ではどれもがベストセラーなんです。
では今回は、どうやったら自分の理念を見つけ出し、言語化していくか。
そのことについて書きたいと思います。
②の自分の強みに関してはこちらをどうぞ>>>
自分の理念
理念というとすごい堅苦しく聞こえますが、つまり根本の価値基準。どんな価値に沿って行動してきたかです。
ここでは3つのステップで自分の価値基準を見つけてみましょう。
1 日々の選択に疑問をもつ。
まずは、日々の小さな決断に対して、なぜその行動してを選んだ?と問いかけてみましょう。
・お腹がすいたら、すぐファーストフードに駆け込むのか。我慢するタイプなのか。
・なぜ、100円の肉まんじゃなくて、180円の少し高い豚まんを選んだか。
・電車では座るタイプか立つタイプか。
などそういう小さなところからいいです。
「普通、コミニュケーション能力があるないとか、慎重派積極派とか、多趣味or1つのことにじっくり、、とかそういったことを考えるんじゃないの?」
と思いますよね。
いきなりそういう高度的な質問をしてもいいのですが、多分ぐしゃぐしゃになります。
例えば、
「このときは積極的やったけど、このときは慎重的だったなぁ…あ、でもあのことに関しても慎重だった、、てことは慎重派なのかな??わからん…」
といったようにです。
人はその時の環境や人間関係で見せ方をかえます。
だからこそ、日々の小さなことから始めて、ある意味帰納的に自分の性格を判断することが逆に近道なんです。
自分は歌ってるのが好きだなー。
→
なんでだろう、、
→
→小学校の時、前で歌って先生やみんなから褒められたからかな。
→
そういえば描いた絵を小さいころバカにされて、それ以降絵は描かなくなったな、、
→
褒めて伸ばす教育って大切かも。
みたいな感じでok。
具体的に職を探さなくても大丈夫です。新しい発見が必ずあります。自分に問いかけて、自分がどういう判断基準で行動しているかを理解する。
自分と向き合う癖をまずつけていきましょう。普段の何気ない判断に、なぜだろう?と問いかける癖ですね。
2 お葬式ワーク
次は簡単なワークをしてみましょう。
自分が死んでしまった時のことを考えてください。あなたのお葬式では、あなたと親しかった人があなたについて話し合っています。
「あなたは○○な人だっだたね!」と。
さぁ、あなたはその○○に何を入れますか?なんて言われていたいですか?3つ答えてください。
僕の場合は、
「いちまろは、とにかく楽しそうに生きてたよね~」
「いちまろはみんなから愛されてたよね~」
「いちまろは色々挑戦して、周りの人に影響を与えてたよね~」
の3つです。
ではこの3つが何なのか。
これらがあなたの価値基準なのです。自分の行動に意味感や生命感を与えてくれる心底からくる目的意識です。
つまり僕は「楽しい・愛・挑戦」が自分の根底でした。
これが満たされるような生活を今後もしていかないと、結局は自分を裏切る偽善者になってしまいます。エネルギーを大量消費してストレスがたまります。
「自分の価値観に沿った生き方をしなければ、どこか無理を重ねてそれこそストレスが溜まります。」
西脇俊二(精神科医)
あなたも葬式で言われたい3つのキーワード、大切にして生活してくださいね。結構簡単に見つかるはずです。
3 何で就職するの?
そもそも何で就職するのか。
もう一度考えてみてください。
そしてどんな社会人になりたいかを考えてください。イメージでも構わないので、たくさん書き出してみましょう。
生活するため?お金を稼ぐため??
NONO。
もっと深いところです。
1に書いた、日々の選択の癖と2の葬式ワークで導いた譲れない3つの価値観。
この2つをうまくリンクさせて、書き出してみてください。もしうまくいかない場合は、
・自分の中での印象的な出来事
・自分が生き生きして楽しかった瞬間
・自分に影響を与えた人
についても書き出してみましょう。
この書き出すという作業が重要なんです。紙面上にアウトプットすることで、自分の考えを客観視できるとともに、後にESを書く際の材料になるんですよね。
この3ステップを積めば、必ずあなたなりの就職観が出来上がっています。
最後に
自己分析で大切なのは、
①自分の理念
②自分の強み
この2点を明確な言葉で文章化することでした。
今回は①の自分の理念について書いたので、②の自分の強みに関してはこちらをどうぞ>>>強みを簡単に発見できるのは「ストレングスファインダー」
難しく考えず、楽しむ気持ちでやってみてくださいね。自分と向き合う転機だ~!ぐらいに思って軽い気持ちでやってみましょう。
「私は基本的に楽観主義者です。楽観的であるということは、頭を上げて太陽に向かうことであり、足を前に前にと運んでいくことなのです。」
ネルソンマンデラ
Life Is Entertainment!!
いちまろ